ホテルのツインルームはひとりでも使える?当日の人数変更は可能?
ホテルのツインルームとは基本的に2人宿泊する際に用意される部屋です。しかし、さまざまな事情から、1人でツインルームを利用したいと考える方もいるのではないでしょうか。今回はツインルームはひとりで使えるのか、また当日に人数変更は可能なのかについても解説していきます。ホテルを利用される方はぜひ参考にしてください。
ツインルームとはどんな部屋?
ツインルームとは基本的にシングルベッドが2台設置されており、大人が2名で宿泊するために用意された客室です。大人が1〜2名宿泊することを目的としたダブルルームという客室もありますが、シングルベッドの2倍でダブルという意味ではありません。
大きな違いは、部屋の大きさではなく、置かれているベッドの数です。ダブルルームとツインルームは、どちらも定員2名ですが、似ているようで異なります。ツインルームには2台のシングルベッドが用意されているため、一緒に泊まる人と就寝時間や起床時間が異なる場合や、ひとりで1台のベッドでゆったりくつろぎたい方におすすめです。
シングルルームよりもベッドが1台多い分、部屋も多少広いので、旅行などで荷物が多いときでも広々と部屋を使えるでしょう。それぞれのベッドが独立しているため、職場の人間や親戚など、それほど親しくない間柄の相手との宿泊にも最適です。価格に関しては、ダブルルームやセミダブルルームよりも比較的高額であることが多いです。
ツインルームはひとりでも利用できる?
では、ツインルームはひとりでも利用することができるのでしょうか。ひとりなのに、2名分のスペースを利用することに抵抗のある方もいるでしょう。結論からいうと、ひとりでもツインルームを利用することは可能です。
出張先のホテルでのびのびくつろぎたい方や、せっかく泊まるのだからシングルルームでは窮屈だと感じる方からも、ツインルームは人気があります。旅行先などで贅沢にツインルームに宿泊するのもいいかもしれません。
ただ、2名分の客室をひとりで宿泊したところで、客室の料金が半額になるわけではありません。ひとりで利用する場合、ツインルームだとどうしても割高になってしまいます。
しかし、ホテルによってはツインルームにひとりで安く宿泊することができる、シングルユースプランなどのプランが用意されているところもあるため、費用を抑えたい方はホテルに確認してみるとよいでしょう。
ひとりだけキャンセルや追加は可能?
予約していた内容が変更になる場合、必ず宿泊するホテルに連絡をしましょう。ほとんどのホテルが、予定していた宿泊人数より減ってしまうケースには快く対応してくれます。なぜなら、宿泊する客室を変更する必要がないからです。
そのかわり、宿泊する人がキャンセルした人の分まで料金を支払わなくてはならないため、当初の予定より、ひとりあたりが支払う金額は当然多くなります。キャンセルが出た場合には、空きがあれば部屋を変更してもらえるケースもあるため、費用を抑えたければ、念のためホテルに聞いてみることをおすすめします。
その際、ルームチェンジにあたって別途手数料がかかるホテルもあるため、合わせて確認しましょう。また、宿泊する人数が増えてしまった場合には、対応してもらえないケースもあります。定員以上の人数を宿泊させられないとなると、部屋を変更する必要がありますが、そのときに空きがなければ部屋を変更することができません。
ホテルによっては、部屋を変更せずに、追加用のベッドを設置することで対応してくれるところもあります。その場合には、もちろん追加料金がかかるということも忘れてはいけません。予約時から宿泊する人数が変更になったときの対応は、ホテルによってさまざまなので、人数がわかり次第早めにホテルに確認しましょう。
くれぐれもホテルに連絡せずに、勝手に宿泊人数を増やすのはやめましょう。ホテルのほとんどは、人数が減るよりも増える場合の対応のほうが難しいことが多いようです。とはいえ、人数の変更は当日の体調やさまざまな事情により仕方ないことです。
そのため、できる限り対応してくれるホテルがほとんどでしょう。人数が変わったからといって、キャンセルする必要はありません。素直にホテルに伝えて、どのように対応してもらえるか相談してみましょう。
まとめ
ツインルームというと2名でないと宿泊できないと思っている方も多いかもしれませんが、ひとりでも宿泊可能です。ホテルにひとりでゆったり過ごしたい人には、むしろツインルームの利用はおすすめです。しかし、料金は半額になるわけではありませんので注意が必要です。
ひとりでツインルームを利用する場合でも、安く泊まれるプランが用意されていることもあるので、気になる人はホテルに確認してみましょう。また、人数の変更があれば早めにホテルに相談するのも忘れてはいけません。ツインルームへの宿泊を検討されている方はぜひこの記事を参考にしてみてください。