長崎県は離島の数が多い県!観光におすすめの離島をご紹介!

公開日:2023/06/15  最終更新日:2023/04/17


長崎県には、魅力あふれる離島が多く、観光におすすめのスポットが目白押しです。世界遺産にも登録されている軍艦島、アクティビティが豊富なリゾート地伊王島、海や緑といった自然豊かな福江島など、特色ある島ばかりです。この記事では、長崎県でも数ある島のなかから、軍艦島、伊王島、福江島の魅力を解説します。

世界遺産にも登録されている人気の「軍艦島」

軍艦島は、「明治日本の産業革命遺産である製鉄・製鋼・造船・石炭産業」という文化遺産の構成資産のひとつとして、2015年に世界遺産へ登録されました。軍艦島は、長崎県の数ある離島のなかでも、とくに人気のある島といえるでしょう。その人気の理由に、島の歴史や、高層建築、島全体が巨大な廃墟と化していることなどが挙げられます。人気の理由を解説します。

島の歴史

軍艦島は、正式には端島という名の人工島で、外観が軍艦土佐に似ていることから軍艦島と呼ばれています。1810年ごろに島で石炭が発見され、1890年から本格的な石炭発掘が開始されました。端島炭鉱の石炭は良質であったため、石炭出炭量の増加とともに島は急成長し、最盛期である1960年には5,200人が島で生活していました。

当時の島の人口密度は、東京の人口密度の9倍以上とされ、世界一の記録として現在も塗り替えられていません。島内には鉱場のほか、学校や神社仏閣、理髪店、映画館まであり、1つの都市として機能していました。軍艦島は、石炭の採掘により日本の近代化を支えてきましたが、石炭から石油へとエネルギーの需要が移り、一変します。1974年1月に端島炭鉱は閉山、同年4月には全島民が島を離れ、軍艦島は無人島となったのです。

高層建築

軍艦島には、当時としては珍しい高層集合住宅が建設されています。その中には、日本最古の鉄筋コンクリート造住宅といわれる、7階建ての30号棟も存在します。軍艦島に高層集合住宅が建設された理由は、東京ドームわずか1.3個分相当の小さな島に、最盛期は5,200人もの住民がいたからです。この高層集合住宅群は、近年建築工学の観点から、経年劣化などの貴重な資料としても注目を集めています。

島全体が巨大な廃墟

軍艦島は、島民が当時の生活をそのままに一斉退去したため、生活の名残を感じられます。放置されたテレビや電話、レコードプレーヤー、机、鏡台、仏壇などが建築物とともに風化しています。風化していくその様子が、儚くも美しい巨大な廃墟として人気を博しています。

島全体がリゾート地の「伊王島」

伊王島は島全体がリゾート地として話題で、多くのマリンアクティビティや、全天候型バーベキューガーデン、スパ、温泉などが楽しめます。小さな島なので、自転車をレンタルしてのサイクリングも人気です。通常の自転車のほかにも、2人乗り自転車や、四輪バギー、セグウェイ、ストライダー、トゥクトゥクといったユニークな乗り物まで体験できます。

また、おしゃれなカフェも点在しており、カフェ巡りをするのも伊王島を楽しむ醍醐味です。伊王島海水浴場は、太陽の海岸を意味するコスタ・デル・ソルとも呼ばれ、子ども用プールも完備されているため、小さな子どもを連れた家族に人気のスポットです。夏には50m四方の大きな海上アスレチックも登場し、ウォータースライダーや飛び込み台、トンネルなどが用意されて、子どもから大人まで楽しめます。

Ark Land Spaは、1年中水着姿で楽しめる全天候型スパテーマパークです。歩行浴のできるウェルネスウォーキングや、小さな子どもの楽しめるプレイキッズスプラッシュなど、バラエティに富んだスパが多数存在します。フードも充実しているため、家族、友だち、カップル、1人でも楽しい時間を過ごせるでしょう。

時間があるなら行きたい自然豊かな「福江島」

福江島は自然豊かな島で、エメラルドグリーンをした遠浅の海が広がる高浜海水浴場や、高さ150mの迫力満点な大瀬崎断崖など、さまざまな景色が楽しめます。島のシンボルとされる鬼岳は、芝生で覆われたなだらかな火山で、標高は315mあります。

自然を楽しむ場所としては、大瀬埼灯台も外せません。昼は広大なコバルトブルーの海と、夕方は美しい茜色の夕日とともに存在する白亜の灯台は、心に残る情景となるでしょう。福江島の魅力は空にもあります。宮原展望所は、日中は緑と海の向こうの久賀島を臨む場所ですが、夜には満天の星が楽しめる場所として、地元の方もおすすめする人気のスポットです。

このほか、島内には教会や、キリシタンにまつわる土地が随所にあり、信仰の歴史を感じられます。とくに、五島でカトリック教会復興の拠点となった堂崎天主堂は、現在堂崎天主堂キリシタン資料館として活用されているため、訪れてみてはいかがでしょうか。

まとめ

長崎県に数多くある離島のなかで、おすすめの離島3つを解説しました。日本の近代化を支えた歴史を持つ軍艦島、楽しいアクティビティが豊富な伊王島、豊かな自然とキリシタンの歴史を紡ぐ福江島です。このほかにも、長崎県には多くの離島が存在します。気ままな1人旅、家族旅行、大切な人を誘っての旅行など、一生の思い出に残る楽しい旅を、長崎県の離島で経験されてはいかがでしょうか。

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