長崎県は、九州の北西端に位置し陸地の大部分が半島と島しょから形成されています。夏は涼しく冬は暖かいことや梅雨期の雨が多いことが特徴で、比較的恵まれた気候です。また、さまざまな歴史の影響を受け、独特の文化や景観が楽しめる個性豊かなエリアが多数存在しています。今回は、そんな長崎県の季節ごとの魅力を紹介します。

春の長崎の魅力

まずは、春の長崎の魅力を紹介しましょう。

ハウステンボス・チューリップ祭

長崎ハウステンボスの、色とりどりのチューリップと風車や宮殿などヨーロッパのような街並みとが織りなす素晴らしい景観が楽しめるイベントです。約100万本のチューリップが咲き誇り、昼間は一面のチューリップで可愛く、夜はチューリップに加えてイルミネーションで美しい空間に。ハウステンボス内のさまざまなエリアで異なるコンセプトがあるので、いろいろ回ってSNS映えする可愛い写真を撮るのがおすすめです。

長崎帆船まつり

2000年に日蘭交流400周年を記念したイベントとして実施され、港町長崎に世界中のたくさんの帆船が集結する日本で随一の帆船イベントです。船内を見学できる「船内一般公開」や帆船に乗って長崎港内をクルーズする「体験クルーズ」などで帆船を存分に堪能できます。中日の夜はライトアップされた帆船の後方から花火が上がり、ロマンチックな雰囲気が味わえます。

雲仙灯りの花ぼうろ

雲仙の温泉街や散歩道のツリーなどがイルミネーションによってきらびやかに彩られるイベントです。雲仙の冬の風物詩であり天然の芸術品である霧氷を地元では「花ぼうろ」​と呼びます。イルミネーションのみでなく、花火、SNSイベント、謎解きイベントなど、そしてもちろん雲仙温泉も同時に楽しめます。

観櫻火宴

約200名の武者に扮した参加者たちが火のついた松明を片手に桜が咲き誇る橘公園を練り歩く、県内最大の伝統的な火祭りです。四百数十年前の史実を基に、勇壮かつ幽玄な歴史絵巻の島原半島に上陸した龍造寺を迎え撃つ島津を再現しています。武者行列のかけ声は「弥栄（イヤサカ）」で、平和な現世への感謝の念をもって、ふるさとの再認識や活性化につなげていこうという意味が込められています。

夏の長崎の魅力

次に、夏の長崎の魅力を紹介しましょう。

ながさきみなとまつり

市民や観光客が港に集い、まつりを通して長崎の海と港のすばらしさを再認識してもらうことを目的に、毎年7月に開催されている長崎を代表するイベントです。ステージイベントや飲食出店、打上花火など、子どもから大人まで楽しめるイベントが盛りだくさんの古きよきどこか懐かしい夏祭りです。

中島川夏風情

ライトアップされた眼鏡橋と200個の提灯に照らされた中島川周辺で、レトロな夜市を開催するイベントです。出店やマジックショーなどのイベントなど楽しみがいっぱいで、浴衣を着たたくさんの方がそぞろ歩きを楽しんでいます。

長崎ペーロン選手権大会

伝統的なペーロン競漕の各地区を勝ち抜いたチームによる長崎県大会です。ペーロンとは、300年以上前に中国から伝わりボートレースの元になった競技といわれており、大漁祈願のためにするもの、竜神まつりと称するもの、“足あらい”と称して田植の済んだ後に行うもの、その所以はさまざまです。

秋の長崎の魅力

次に、秋の長崎の魅力を紹介します。

長崎くんち

380年の歴史を持つ長崎市民の氏神・鎮西大社諏訪神社の祭礼行事です。1634年に二人の遊女が諏訪神社神前に謡曲「小舞」を奉納したことが長崎くんちの始まりといわれています。勇壮華麗な演し物にアンコールを意味する「モッテコーイ」のかけ声が響き、町を挙げて催され県内外からたくさんの観光客が見物に訪れる非常に熱い祭典です。

雲仙の紅葉

こちらはイベントではありませんが、雲仙は紅葉スポットがたくさんあり、さまざまな美しい紅葉を見ることができます。雲仙は紅葉する植物が120種類以上といわれ、この一帯は西日本の典型的な紅葉として国の天然記念物（普賢岳広葉樹林）に指定されています。仁田峠のロープウェイから見る景色と山頂で見る景色は、日常では味わえない素晴らしい景色です。

冬の長崎の魅力

最後に、冬の長崎の魅力を紹介します。

長崎ランタンフェスティバル

「長崎に息づく異国CHINA再発見」をコンセプトに、新地中華街を中心に市内に約1万5,000個の赤を基調とした中国提灯（ランタン）や点灯式のオブジェが飾られ、龍踊り、獅子舞など本場の春節をイメージさせるイベントです。近年は、新型コロナウイルス感染症の影響でイベントは中止となっていますが、感染の収束と市民の皆様を応援する希望の灯りとして提灯装飾を行っています。

平戸天然ひらめまつり

天然ひらめ産地の特権で、お刺身はもちろん、茶漬け、丼など、多彩なひらめ料理が、参加お宿や飲食店でお得にたっぷり味わえるイベントです。平戸は全国でも有数の「天然ひらめ」の漁獲量を誇り、大きいものでは座布団サイズにもなり、そのひらめを一番美味しい時期に味わうことができます。

光の鍾乳洞

西海市の国指定天然記念物洞七ツ釜鍾乳洞で、約1万5,000球のイルミネーションが彩る光のイベントです。鍾乳洞は暖かく常に暗いのが特徴で、昼間からイルミネーションを見ることができ老若男女が安心して訪れます。

ハウステンボス・白銀の街

長崎ハウステンボスの、冬のヨーロッパのような白銀のイルミネーションイベント。2021年新登場の「白銀プロムナード」を始め、場内全体が真っ白な光に包まれ、ロマンチックな冬の夜を過ごすことができます。

長崎旅行のベストシーズンについて紹介しました。長崎県は、どの季節に訪れても最高の思い出が作れること間違いなしです。独特の文化や景観が楽しめるさまざまな長崎イベントをぜひ体験してみてください。

長崎おすすめホテルランキング

商品画像	1	2	3	4	5
商品名	ホテル長崎	稲佐山観光ホテル	にっしょうかん新館 梅松鶴	矢太樓	ルークプラザホテル
特徴	「24時間、絶景ステイ。」昼間も夜間も、お部屋からも露天風呂からも、ずっと絶景を堪能できる。	卓袱料理や懐石料理などの名物に舌鼓。夜景の見える部屋も。	長崎港と長崎市街地の夜景と長崎ならではの卓袱料理が、非日常を演出。	団体プランから個人プランまで。歴史あるホテルであたたかなおもてなし。	稲佐山に建つ高級ホテル。専用農園を保有しており、完全無農薬野菜が楽しめる。
詳細リンク	もっと詳しく	もっと詳しく	もっと詳しく	もっと詳しく	もっと詳しく