大人数での旅行にぴったり!ホテルのコネクティングルームとは

公開日:2022/10/15  最終更新日:2022/09/09


旅行や出張などで、ホテルに宿泊したことのある方は多いでしょう。通されるのはたいてい個室ですが、そうではない「コネクティングルーム」というタイプの客室が存在するのはご存知でしたか?聞き慣れない単語ですが、実はグループ利用の際に便利なルームタイプなんです。コネクティングルームのメリットや注意点について、ご紹介します。

コネクティングルームとは

コネクティングルームとは、ホテルの客室のうち、ふたつの部屋がつながっているタイプのものをいいます。多くは隣接した2部屋が扉でつながっているもので、廊下を挟んで向かい合う2部屋がつながったものもあります。コネクティングルームとしての需要がないときは、扉に鍵をかけた状態で個室として利用されています。

隣同士、または向かい合った部屋を予約するときに、アジョイニングルームという言葉を使うことがありますが、こちらはアジョイニングルームとは異なり、外に出ることなく直接行き来できるのが特徴です。コネクティングルーム同士をつなぐ扉は、コネクティングドアと呼ばれます。

海外ではメジャーな方式

ハワイなど、海外では比較的メジャーなルームタイプですが、家族当たりの人数が少ない日本ではあまり馴染みがありません。国内では主に、シティホテルやリゾートホテルといった大人数での利用を想定した施設に設置されています。ホテル検索サイトでも、検索条件として選択できないことが多いのが現状ですが、コネクティングルームの設置のあるホテルであれば、ホームページで室内の様子なども掲載されていますので、調べてみてください。

ツイン・ダブルが多い

ベッドタイプは、ツインやダブルが多くを占めます。シングルでコネクティングルームになっているところはほとんどありません。あくまで大人数での宿泊に特化したルームタイプと言えるでしょう。

コネクティングルームのメリットとは

ふたつの部屋がつながっていることで、どんなメリットがあるでしょうか。実際にコネクティングルームに泊まるメリットを見てみましょう。

団らんとプライベートの両立

ふたつの部屋を自由に行き来できるのがコネクティングルームの利点です。みんなで集まって過ごすときは扉を開け、就寝時などプライベートな時間は扉を閉める、といった風に、自分たちのペースでふたつの部屋を活用することができます。お互いの部屋に行く際にいちいち外に出なくてすむので、ほかのお客さんやスタッフに会うことがなく、パジャマ姿で互いの部屋を気楽に行き来できるのも大きなメリットです。

家族での旅行におすすめ

大人数で宿泊できるコネクティングルームは、とくに家族での旅行におすすめです。小さな子どもがいる場合でも、注意が行き届く範囲でありながら広々と使うことができます。家族や親戚での旅行なら世帯ごとに部屋を分けたり、男女で分かれたりなど、工夫によって使い方は無数にあります。

お風呂やトイレがすぐ使える

ひとつの部屋にグループ全員で宿泊すると、部屋のお風呂やトイレが順番待ちになってしまうことがあります。コネクティングルームであれば、お風呂やトイレもふたつずつになりますので、待たされずにすぐ使えるようになります。

また、荷物を置くスペースやコンセント口も増え、個別性が高くなります。チェックアウト間際によくある、私物がどこかに紛れ込んで見つからない、スマホの充電が足りないといったトラブルの減少が期待できます。

ソーシャルディスタンスの確保

ドアを開けているときは風通しよく、プライベートな時間は距離を保つことができます。密にならないので、コロナ禍の旅行でも安心感があります。

コネクティングルームを利用する際の注意点

コネクティングルームには、メリットのほかに注意点もあります。個室と同じ感覚で利用していると思わぬトラブルに見舞われることもありますので、宿泊の前にチェックしておきましょう。

予約の際に確認する

とても便利なコネクティングルームですが、国内では今のところあまり数が多くありません。設置されているホテルでもすでに部屋が埋まっている場合がありますので、予約をする際に必ず確認しましょう。また、ふたつの部屋のベッドのタイプや多さ、部屋自体の広さが異なっている場合もあります。現地についてからベッドの取り合いにならないよう、だいたいの部屋割り程度は、あらかじめメンバーと共有しておいた方が無難かもしれません。

騒音に注意する

自宅のように楽しく、くつろいで過ごせるのがコネクティングルームのメリットですが、気が緩んでつい夜間でも大声を出してしまったり、音を立てて扉を閉めてしまったりといったことがないようにしましょう。近隣の他の宿泊客に対しても、もちろん注意しなくてはなりませんが、扉一枚で繋がっている分、壁のあるアジョイニングルームと比べて互いの部屋の音が聞こえやすいということも考えられます。親しい仲であっても騒音には気をつけたほうがよさそうです。

まとめ

ホテルでゆっくりくつろぎながら仲間と語り合う時間は、旅行の醍醐味です。旅の疲れを癒やす場所でもあるからこそ、みんなが快適に過ごせるホテルを選びたいですね。大人数での宿泊を計画されている方や、いつもの旅行にマンネリしてきた方は、ぜひコネクティングルームの利用を検討してみてください。

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