ホテルと旅館の違いとは?知っておきたいマナーと常識まとめ

公開日:2020/12/01  最終更新日:2020/12/07

ホテルと旅館の違いはどんなところにあるかご存じでしょうか。「長崎に旅行に行く予定があるけれど、ホテルと旅館のどちらに宿泊しよう?」「自分に合っているのはどっち?」と疑問に思っている方に向けて、今回はホテルと旅館の違いとともに、ホテルや旅館でのマナーについてもまとめてみました。

ホテルと旅館は何が違う?

ホテルも旅館も「宿泊する」ということは共通していますね。ホテルや旅館は観光した後に休憩・宿泊する場所として利用しますが、ホテルと旅館ではサービスも部屋の雰囲気も異なります。まずは、旅館業法で定められているホテルと旅館の違いをみてみましょう。

■旅館
旅館の客室は主に和室で、布団またはベッドがあります。宿泊は2名以上で基本的に食事付きですが、旅館によっては1名での宿泊・素泊まり可能な場合もあります。5室以上あることが基本で、1部屋あたりの広さは7平方メートル以上でなければいけないとされています。

■ホテル
ホテルの客室は主に洋室で、ベッドがあります。宿泊は1名以上で朝食付きが多いですが、ホテルによっては素泊まりが可能な場合もあります。10室以上あることが基本で1部屋あたりの広さは9平方メートル以上なければいけません。出入口と窓は必ず施錠できるものである必要があります。

ホテルと旅館では、このほかにサービスの違いもあります。旅館は、おもてなしが重視されていて、部屋の布団敷きを行ってくれる、部屋まで料理を運んでくれるなど、宿泊に関連したさまざまなサービスを行ってくれます。ホテルは、プライバシーに配慮したサービスとなっていて、部屋はコンパクトで防音対策などがしっかり取られています。ホテルを選ぶか、旅館を選ぶかは、好みによるでしょう。それぞれのメリットも知って、選んでみてはいかがでしょうか。

■旅館のメリット
旅館のメリットは露天風呂や大浴場など、お風呂がたくさんある点が魅力です。夕食もついているので、外に食べに行くこともなくゆっくりと過ごせます。部屋で食べることができるケースが多く、プライベートな時間を楽しめるでしょう。真心のこもったサービスを受けられるので、ほっこりした気分で過ごせます。

■ホテルのメリット
一人の時間を過ごしたい場合も、安心できるのがホテルです。プライバシーに配慮された空間で自分だけの時間を過ごせます。夕食を好きな場所で好きな時間に食べることができます。朝食付きですが、時間内であればいつでも食べに行けるので、自分のペースで過ごせます。

一人で宿泊する場合は、ホテルと旅館どちらにするか、利用目的に合わせてご自身の好みで選ぶとよいでしょう。ご家族やカップルなどで宿泊する場合には、宿泊予定の旅館やホテルのホームページも確認し、部屋の雰囲気やその他のサービスについても確認しておくことをおすすめします。

ホテル・旅館でのマナー、常識

ホテルや旅館には、実は決められたマナーや常識があります。それぞれ異なるので、知っておきましょう。まず、どちらにもいえることですがチェックインの時間が決められています。早く到着し過ぎても、迷惑になる場合があるため、早い場合も遅刻の場合も、宿泊先に連絡を入れるようにしましょう。

■ホテル
ホテルには、ベッドがありますが、部屋を出る前にはシーツなどをできるだけ整えておくようにしましょう。使用済みのタオル類は、散らかさずにまとめておいておきます。ゴミはゴミ箱へ捨てておきましょう。お風呂には、シャワーカーテンがついていますが、これは必ずバスタブの中に入るように閉めますバスタブ周囲が濡れないように使用するのがマナーです。個包装されたアメニティは持ち帰り可能ですが、設置されているものやレンタルしたものは持ち帰りできません。

■旅館
旅館は和室となっているので、客室に入る前に靴を脱ぎます
。ここが、ホテルとの大きな違いともいえるでしょう。客室内は、仲居さんに出入りしてもらうことが多くなります。

部屋の中に荷物が散乱していると、仲居さんが移動しにくくなるので、キレイに整理整頓しておきましょう。用意されているアメニティは、使わなかった場合でも持ち帰り可能です。ドライヤーや加湿器など、レンタルで借りたものは、キレイにして返却してください。

■気になるチップについて
海外の場合、サービスを受ける際や、サービスしてもらった時に「チップ」を渡します。日本の場合は、宿泊料金にサービス料も含まれているため、改めて渡す必要はないのですが、特別なサービスを受けた場合には、「心づけ」として手渡しすることもあります。これは気持ちなので、必ず用意しなければいけないというものではありません。もし気持ちを形で手渡したいのであれば、宿泊料金の1割から2割程度の金額を、ポチ袋などに入れて渡しましょう。方針により、受け取りを拒否されることもありますので、そのような場合は、無理に渡す必要はありません。

マナーや常識は知っておくとスマート

ホテルや旅館は、みなさんすでに何度も利用されていると思いるため、基本的に常識のある行動はされていることと思います。気にしすぎる必要はありませんが、改めてこれまでの行動を振り返っておくことで、今後に活かせますし、スマートに行動できますね。

気にしすぎる必要はありませんが、働いている人も、気持ちよく仕事ができ、宿泊した側も楽しい気分で過ごせるようにできれば、かっこいいのではないでしょうか。

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