長崎でひとり旅!一人だからこそ楽しめる見どころ・観光スポット3選

公開日:2020/12/15  最終更新日:2020/12/07

一人旅って何となく寂しいイメージを持ってしまいますね。でも思った以上に経験者は多く、一人旅だからこそ楽しめる見どころがあります。周りを気にせずに好きな名所などを観光できますし、より多くの観光地を巡ることができます。今回は異国の文化を満喫できる長崎の観光スポットに焦点を当て、一人旅の醍醐味に迫っていきましょう。

眼鏡橋~出島

江戸時代に作られた眼鏡橋は長崎市の中島川に架かる橋で、水面に映った様が眼鏡に見える二連アーチ橋として知られています。日本国内で最も古い石造アーチ橋とされ、全長22m、幅3.65m、高さ5.46mあります。

左側の橋端はもともと階段でしたが明治時代にスロープに変えられ、今現在は又階段に戻されています。1960年には国の重要文化財に指定され観光客に親しまれています。眼鏡橋付近の護岸は石垣造りとなっていて、その中にハート型の石が埋められていることから、恋愛運アップのパワースポットとしても人気を集めています。敷き詰められた石の中からハート型を見つけるのは大変ですが、とくに若い女性は20個ほどあるハート探しに夢中になるようです。

日本初の本格的な人工島である出島は、鎖国の時代江戸幕府によって長崎に造られました。長崎は1571年にポルトガル船が入港して以来、多くの外国人宣教師達が暮らし始め、キリスト教と共に発展を遂げていきました。けれど次第に幕府はキリスト教の布教を恐れ、町に暮らすポルトガル人を出島に集め、幕末まで貿易地として活用してきました。

島内には住居や蔵、番所など49棟の建物があり、復元させる事業も約60年前から進んでいます。江戸時代から明治までタイムスリップしたような感覚になる遺構や建物は見ごたえがあります。眼鏡橋は長崎駅から路面電車「蛍茶屋行」に乗って「公会堂前」で下車、中島川沿いを歩いて行くと川下の地点にあります。出島は同じように路面電車で「賑町」から乗車し「築町」で下車、川沿いを歩くと出島が見えてきます。

平和公園

昭和26年に造られた長崎市の平和公園は、原爆落下中心地とその北側に造られました。戦争を二度と繰り返さないという信念の元、世界平和への願いが込められた公園です。公園内の「願いのゾーン」という区域には、平和記念像や平和の泉、世界の国から寄贈されたモニュメントなどが設置されています。

中でも平和記念像は長崎市出身の彫刻家・北村西望氏によって制作され、昭和30年に完成し天を指した右手は原爆の脅威、水平に伸ばした左手は平和への願いが込められているといわれています。平和の泉は水を求めて亡くなっていった被爆者の冥福を祈り、浄財を募って建設されたものです。毎年8月9日の原爆の日には、平和祈念式典が執り行われています。アクセスはJR長崎駅前から赤迫行の路面電車に乗り、「平和公園」で下車します。

オランダ坂~大浦天主堂~グラバー園

オランダ坂とは長崎市の旧居留地時代に造られた石畳の坂道で、出島に住むオランダ人が影響しています。開国後も西洋人を見る度オランダさんと呼んでいたことから、「オランダさんが通る坂」だからオランダ坂と呼ぶようになったということです。かつては西洋人が歩く石畳の坂道をすべてオランダ坂と呼んでいましたが、現在は活水女子大前の坂を指しています。昭和61年には「日本の道100選」にも制定されています。

大浦天主堂は幕末に建てられた外国人用の教会で、現存する最も古いゴシック調の教会です。聖堂内を飾るステンドグラスは見ごたえがあり、約100年前のものも存在します。増改築により外壁も木造からレンガ造りに変更されましたが、教会内の主要部分は創建当初の姿のまま残されています

16世紀末に、豊臣秀吉の命令で張り付けにされたカトリック信者達に捧げられた教会としても知られ、長崎駅近くにある西坂の殉教地に向けて建っています。1933年には国宝に指定され、2018年には世界遺産に登録されました。

かつて国際貿易港として栄えた長崎には外国人の貿易商などが多く、幕府が認めた外国人の居留地がありました。その当時の区画にあるのがグラバー園であり、重要文化財の旧グラバー邸など6つの洋館が移築復元されています。昭和49年に開園し、1万坪の敷地内には動く歩道、エスカレーターを設けて多くの観光客に親しまれています。建物のベランダからは長崎港や稲佐山などの絶景が広がり、最高のビュースポットであるのは間違いありません。又園内の四季折々の花は心を和ませてくれて、ロマンチックな雰囲気に包まれます。

オランダ坂へは長崎駅から路面電車で「正覚寺行」に乗り、「築町」で「石橋行」に乗り換え「市民病院前」で下車します。大浦天主堂へはオランダ坂から徒歩10分ほどで到着し、グラバー園は天主堂入り口横の石畳の坂道を登ると入り口に到着します。

 

多くの観光地を巡るにはしっかり計画を立て、それぞれの情報を得ておかなければなりません。一人旅の場合は自由に計画を練ることができますし、ちょっとハードなスケジュールでも問題はありませんね。気ままな一人旅で異国情緒たっぷりの長崎の見どころを満喫するのもいいものです。

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